Information Disclosure令和5年度決算

  1. ホーム
  2. 情報公開

令和5年度損益計算書の当期総損益は、60.0億円の赤字

  • 経常損益では独法化後最大の赤字(59.3億円の赤字)
  • (資金収支決算は、10.5億円の赤字)

損益計算書の経常損益概況

資料1(328.5KB) 資料2(81.4KB)

令和5年度は、平成18年の独法化以降、経常損益で最大の赤字決算となりました。

収入面では、患者数が増加したことや診療単価の向上等に伴い増収(前年度比43.9億円増)となりましたが、新型コロナウイルス感染症に関する特例措置の段階的移行に伴い、空床補償補助金の減少により補助金等収益は前年度と比較して72.7億円下回る13.4億円となったため、営業収益は前年度比25.1億円の減収となりました。費用面では、償却済み資産が増加したことに伴い減価償却費は減少しましたが、職員数の増加等に伴う給与費の増加、患者数増加に伴う材料費や委託料等の経費の増加により、営業損益は15.0億円の赤字となり、前年度比で53.3億円悪化しました。

利息や消費税の支払い等の営業外費用を加味した経常損益においては、控除対象外消費税等が増加し、59.3億円の損失を計上しました。(前年度比56.2億円減)

資金収支決算概要

令和5年度は、10.5億円の赤字決算となりました。

収入面では、患者数が増加したことや、令和4年10月に大阪急性期・総合医療センターで発生したシステム障害により請求遅れとなっていたレセプトの請求を行ったこと等により、医業収入は前年度と比較して110.8億円上回る932.8億円となりました。

支出面では、患者数増加に伴う材料費や委託料等の経費の増加等により、医業支出は前年度と比較して33.3億円増加し、970.1億円となりました。

運営費負担金を加味した結果、資金収支決算は10.5億円の赤字となりました。

財政状況

資料1(328.5KB) 資料3(100.7KB)

借入金の償還を行ったことにより、長期借入金残高は619.9億円となりました。(前年度比23.1億円減)

システム障害により請求遅れとなっていたレセプトの請求を行ったこと等により、医業未収金は減少しましたが、補助金の減収を上回る医業収益が確保できなかったこともあり、期末における現金及び預金は64.8億円となりました。(前年度比22.3億円減)

今後の見通し

足元の経営状況が厳しさを増す中、中期計画及び年度計画に掲げている目標の着実な達成に向けて、経営分析等によって課題を見極めつつ、患者数の増加や経費の節減など、さらなる経営改善に取り組んでいくとともに、中長期的な資金収支を見通して、より安定的な経営基盤の確立に努めてまいります。

1.資金収支決算

令和5年度の資金収支決算の収入および支出の主な概要、資金収支表については次のとおりです。

資金収支決算の状況(115.2KB)

2.各病院の取組み

令和5年度の各病院の主な取組については、次のとおりです。

各病院の主な取組み(178.5KB)

3.財務諸表等(貸借対照表及び損益計算書)

地方独立行政法人大阪府立病院機構の令和5年度末の貸借対照表及び令和5年度の損益計算書は、次のとおりです。

財務諸表等(法人合計)(3.3MB) 財務諸表等(病院別)(1.4MB)

お問い合わせ先 地方独立行政法人大阪府立病院機構 本部事務局 経営戦略グループ
TEL 06-6809-5436

文字サイズ

  • 標準
  • 拡大

検索

ページ上部に戻る