Information Disclosure平成28年度評価結果概要

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地方独立行政法人の各事業年度の業務実績については、地方独立行政法人法に基づき、評価委員会による評価を受けることとなっております。本法人は、6月末に業務実績報告書を大阪府地方独立行政法人大阪府立病院機構評価委員会に提出し、業務実績に関する評価について審議が行われました。

このたび、平成29年8月29日に開催された平成29年度第3回評価委員会において、下記のとおり平成28事業年度の業務実績の評価の結果が決定されました。

※各病院については平成29年4月1日から病院名称を変更しておりますが、平成28年度の状況・評価であるため、旧病院名称で記載しております。

平成28事業年度の業務実績に関する評価結果

全体評価 「全体として年度計画及び中期計画のとおりに進捗している」

大項目はいずれもA評価(計画どおり進捗)

大項目 評価 主な判断理由・特記事項
府民に提供するサービス その他の業務の質の向上 A 各病院における診療機能の充実・強化として、
  • 急性期・総合医療センターでは、救急車搬入患者数及びTCU新入院患者数について、目標を大幅に上回った。
  • 呼吸器・アレルギー医療センターにおいては、呼吸ケアセンターにおいて、在宅酸素療法導入患者に対するリハビリ介入など、慢性呼吸不全に対する円滑な在宅移行を見据えたきめ細かい専門医療を提供した。
  • 精神医療センターにおいては、医療型障がい児入所施設として、自閉症スペクトラム障がいのある児童を対象とした療育入院を実施するとともに、発達障がいの確定診断を児童思春期外来において実施した。
  • 成人病センターにおいては、特定機能病院として、ロボット手術等の低侵襲治療や分子標的治療などの高度先進医療を提供した。また、患者の負担を最小限にすることを目指し、難治がんの治療の開発等にも取り組んだ。
  • 母子保健総合医療センターにおいては、血液・腫瘍科において、小児がん患者に対し、造血幹細胞移植法(RIST法)を実施し、患者にとって負担の少ない移植等の高度先進医療を提供した。
業務運営の改善及び効率化 A
  • 医業収益は前年度と比較して5病院すべてにおいて増加した。併せて医業費用も増加しているものの、法人全体での経常収支比率、医業収支比率は目標を上回る結果となっている。
    また、診療報酬制度の改定や医療関連法制の改正等、医療を取り巻く環境の変化に迅速に対応して適切な施設基準の取得を行い、診療報酬の確保に努めるなど、収益増加に向けた取組みや、SPDの活用による材料費縮減などの経費節減の取組みを着実に進めている。
  • 職員給与の適正化を図るため、各種手当関係の改正等を実施した。また、職員給与費比率の低減を実現した。
評価区分
S:特筆すべき進捗状況 A:計画どおり B:おおむね計画どおり C:やや遅れている D:重大な改善事項あり

評価委員会コメント

働き方改革が求められる中、時間外勤務の縮減や勤務条件の改善を進めるなど、引き続き全職員のワークライフバランスの向上を図るとともに、魅力ある職場づくりを進め、医師をはじめとした医療従事者の確保を実現することで、患者へのより良質な医療提供を行われたい。

評価結果(全文)はこちら

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