Information Disclosure平成21年度評価結果概要

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地方独立行政法人の各事業年度の業務実績については、地方独立行政法人法に基づき、評価委員会による評価を受けることとなっております。本法人は、6月末に業務実績報告書を大阪府地方独立行政法人評価委員会に提出し、業務実績に関する評価について審議が行われました。

このたび、平成22年8月30日に開催された第23回評価委員会において、平成20事業年度の業務実績の評価結果が決定されました。 評価結果は、「全体評価」(※1)と「項目別評価」(※2)で示されています。

全体評価

評価結果の概要は次のとおりです。

「全体として年度計画及び中期計画のとおりに進捗している」

大項目はいずれもA評価(計画どおり進捗)
財務内容の改善についても、28.5億円の資金収支黒字を実現し、不良債務の解消が中期計画を上回って進捗している。

大項目 評価 主な判断理由・特記事項
府民に提供するサービス その他の業務の質の向上 A
  • 大阪府の医療施策の実施機関として必要な対応を行い、着実に実績を伸ばすととともに、各病院で診療機能の充実や患者サービスの向上に取り組んだ。
  • 手話通訳や通訳ボランティアの利用実績の向上、服薬指導の充実を図るなど、患者サービスや医療サービスの質の向上に取り組んだ。
業務運営の改善及び効率化 A
  • 収入確保は目標以上の成果を上げているほか、医業収益の増加や経費節減の取組みを着実に進めた。
財務内容の改善 「計画どおり」進捗している
  • 平成21年度の決算状況(資金収支ベース)は、28.5億円の黒字となった。年度計画に掲げた収支目標である16.3億円を大きく上回った。その結果、不良債務は、法人設立時の65.7億円から2.5億円となり、中期目標期間中(平成22年度まで)の不良債務解消という目標に向けては、「計画を上回って進捗している」ことを確認した。
評価区分
S:特筆すべき進捗状況 A:計画どおり B:おおむね計画どおり C:やや遅れている D:重大な改善事項あり

評価委員会委員長コメント

法人化後、既存の経営資源をうまく活用することで、診療機能の充実、患者サービスの向上や経営効率の改善などに取り組み、様々な成果を上げている。特に、患者の確保や診療単価の向上等による収入増を図り、目標を大幅に上回って資金収支を改善したことは高く評価できる。今後、府立病院として、より医療機能を高めるために、人材・設備などの経営資源そのものを向上させることを期待する。

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