Information Disclosure平成22年度評価及び第1期中期目標期間評価結果概要

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地方独立行政法人の各事業年度の業務実績、及び中期目標期間の業務の実績については、地方独立行政法人法に基づき、評価委員会による評価を受けることとなっております。本法人は、6月末に業務実績報告書を大阪府地方独立行政法人評価委員会に提出し、業務実績に関する評価について審議が行われました。

このたび、平成23年8月25日に開催された第26回評価委員会において、下記のとおり平成22事業年度の業務実績の評価、及び第1期中期目期間の業務実績の評価の結果が決定されました。

平成22事業年度の業務実績に関する評価結果

評価結果の概要は次のとおりです。

全体評価 「全体として年度計画及び中期計画のとおりに進捗している」

大項目はいずれもA評価(計画どおり進捗)
・財務内容の改善についても、資金収支ベースで、33.3億円の黒字となり、法人設立時にあった65.7億円を全額解消するなど、「計画を大幅に上回って進捗している」ことを確認した。

大項目 評価 主な判断理由・特記事項
府民に提供するサービス その他の業務の質の向上 A
  • 大阪府の医療施策の実施機関として必要な対応を行い、着実に実績を伸ばすととともに、各病院が各々の医療課題に対し、府民の期待に応えられるよう診療機能の充実強化や患者サービスの向上に取り組んだ。
業務運営の改善及び効率化 A
  • 計画を上回るプロパー職員を採用するほか、収入確保について、目標を大きく上回る成果を上げ、医業収益の増加や経費節減の取組みを着実に進めた。
財務内容の改善 計画を大幅に上回って進捗している
  • 平成22年度の決算状況(資金収支ベース)は、33.3億円の黒字となった。年度計画に掲げた収支目標である18.2億円を大きく上回った。その結果、法人設立時にあった    65.7億円を全額解消した。第1期中期目標期間内の解消という目標を実現しており、「計画を大幅に上回って進捗している」ことを確認した。
評価区分
S:特筆すべき進捗状況 A:計画どおり B:おおむね計画どおり C:やや遅れている D:重大な改善事項あり

評価委員会コメント

中期目標期間の最終年度として、府の医療施策を的確に実施することはもとより、医療サービスの向上に努めるとともに、収益改善に取り組むことにより、2期連続ですべての病院で黒字を計上し、不良債務を解消したことは、全体として高く評価できる。第2期中期目標期間においては、適切な年度目標の設定、課題や改善策の5病院での共有など機構本部が先導的役割を果たし、機構全体としての戦略的な展開が行われることを期待する。

第1期中期目標期間の業務実績に関する評価結果

全体評価 「全体として、中期目標を十分に達成している」

地方独立行政法人大阪府立病院機構は、「高度専門医療の提供と府域の医療水準の向上」、「患者・府民の満足度向上」、「安定的な病院経営の確立」という基本理念のもと、各病院が大阪府の医療施策の実施機関として担うべき医療を着実に実施し、診療機能の充実と患者サービスの向上に努めた。

第1期中期目標期間において、地方独立行政法人としての自律性や機動性を発揮し、かつ、職員一丸となった経営改善の取組みにより、医療サービスの向上と収支改善の両面に成果を上げ、その結果として、不良債務の解消を図るなど、独立行政法人化の所期の目的を果たした点は高く評価できる。

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