Information Disclosure平成27年度評価及び第2期中期目標期間評価結果概要
地方独立行政法人の各事業年度の業務実績、及び中期目標期間の業務の実績については、地方独立行政法人法に基づき、評価委員会による評価を受けることとなっております。本法人は、6月末に業務実績報告書を大阪府地方独立行政法人評価委員会に提出し、業務実績に関する評価について審議が行われました。
このたび、平成28年8月19日に開催された平成28年度第3回評価委員会において、下記のとおり平成27事業年度の業務実績の評価、及び第2期中期目標期間の業務実績の評価の結果が決定されました。
平成27事業年度の業務実績に関する評価結果
全体評価 「全体として年度計画及び中期計画のとおり進捗している」
大項目はいずれもA評価(計画どおり進捗)
大項目 | 評価 | 主な判断理由・特記事項 |
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府民に提供するサービス その他の業務の質の向上 | A |
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業務運営の改善及び効率化 | A |
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※評価区分 S:特筆すべき進捗状況 A:計画どおり B:おおむね計画どおり C:やや遅れている D:重大な改善事項あり
評価委員会コメント
法人設立から10年が経過し、行動目標自体が前年度を踏襲した継続的な設定となっており、時代の変化に対応した具体的なものとなっていないものも見受けられた。行動目標の設定にあたっては、各病院の特性や個別性を踏まえた取組が充実できるよう工夫されたい。
第2期中期目標期間の業務実績に関する評価結果
全体評価 「全体として、中期目標を十分に達成している」
地方独立行政法人大阪府立病院機構は、医療の提供、医療に関する調査及び研究並びに技術者の研修等の業務を行うことにより、大阪府の医療政策として求められる高度専門医療を提供し、及び府域における医療水準の向上を図り、もって府民の健康の維持及び増進に寄与することを目的としており、担うべき役割の着実な実施に努めた。
第2期中期目標期間において、日本の医療をリードする病院を目指し、大阪府の医療政策として求められる高度専門医療を提供しつつ、新しい治療法の開発に向けた取組や府域における医療水準の向上を図るとともに、これらの病院活動を担う優秀な人材の確保や組織体制の強化及び施設整備を戦略的に進めていくという目的を果たした点は高く評価できる。